優秀な保険営業マンがいい保険営業マンとは限らない(2)
純粋無垢な保険営業マンは果たして存在するのだろうか。
おそらくいないと思われる。
何度も言うことになるが、保険営業マンの収入は歩合である。
新規契約がもらえなければ、収入にならない。
だから契約を取ろうと保険営業マンは必死になる。
しかし簡単に契約はいただけないのでその課程で保険営業マンは都合のいい解釈で
話を進めることがある。
例えば一般的に貯蓄性が高い商品は歩合率が低く、逆に貯蓄性が低いものは
歩合率が高い。
ケースバイケースだが、貯蓄性を求めるお客様には一番運用効果の高い商品を
勧めるのが当たり前だと思うが、貯蓄性が少し落ちても歩合率が高い商品を
勧める営業マンも実はいる。
貯蓄性以外のメリットをうまくお伝えし、そこにお客様も納得してしまう。
良く言えば営業能力が高く流石と言うべきなのかもしれない。
しかし確かに保険は貯蓄性以外も加味する必要はあるが、そもそもお客様の要望が
貯蓄性を求めているところにあるのに、営業マン都合の展開に変わってしまい、
結果保険営業マンの案内したい商品で契約することになってしまう。
だから優秀な営業として長く続けられている部分は少なからずある。
信用できる保険営業マンかどうかをどう判断するか?
残念ながらこれに関してはこれと言った方法が思いつかない。
こういた営業マンはトークがうまく、対応力が高い。
今はいろいろ調べられる時代なので、よっぽど信頼している保険営業マン以外の
提案に関しては一旦持ち帰って自分で調べるかぐらいしか思いつかない。