現役保険営業マンが勧める「やめる保険」

もう保険に入るのやめませんか

現役保険営業マンがオススメする「一時払い終身保険」

保険の特徴として「保障」以外に「運用」がある。

 

これは投入した金額を運用により増やして将来の資金を準備する機能になる。

 

以前は養老保険がその代表であったが、今は元本割れする商品がほとんどである。

 

では効率的なものはなにか?

 

現状は「一時払い終身保険」が一番であると思われる。

 

これは月々や年間で保険料を支払うものではなく、一気に保険料を支払って

 

一気に運用を開始する保険である。

 

一気に保険料を支払わなければいけないので、大きな金額を当初に用意しなければ

 

ならないが、その分運用効果は大きくなる。

 

その中でもオススメするのは「外貨建ての一時払い終身保険」である。

 

「外貨建て」なのでもちろん為替リスクは存在する。

 

しかしそれを補う高い運用の利率が適用される。

 

昨今の円安の影響あり、運用利率は4%を超えるものがあるぐらいである。

 

更にその運用の差益を満期で受け取るのでなく毎年受け取るタイプが流行っている。

 

例えば、100万円を投入した場合に4%の約4万円を毎年受け取る内容になる。

 

このご時世に4%の利息を毎年受け取る運用商品はなかなかない。

 

さらにこれが基本的には10年間固定(確定)しているのである。

 

(10年後に利率が更改され、延長した場合はその更改利率でまた10年運用)

 

しかし懸念点も当然ある。

 

まず前述したように外貨建てになるので為替リスクは考えなければならない。

 

例で100万円と仮定したが、その100万円を外貨に変換した資金を運用する

 

ことで4%の利息を提供するので、申込時(変換時)の為替レートはもちろん

 

毎年の利息を受け取る際の為替リスクも影響するので、受取り時が円高であれば

 

円換算した際の4%の金額を下回る場合がある。

 

また基本的な仕組みとして10年後に外貨建て資金の元本が確保されるものを

 

オススメしているが、その時の為替レートが円高であれば元本割れしている状況に

 

なる可能性はある。

 

また途中解約も元本割れの可能性(為替レート、市場価格調整等)がかなり高い。

 

とにかく為替レートが非常に重要であるが、外貨建てを取り入れることは、今まで

 

馴染みのなかった世界情勢などの「情報」を知るようになる点では視野が広がるので

 

余裕資金で取り入れることはアリだと思われる。

 

また「外貨建て一時払い終身保険」は長い目でみて運用を楽しむ商品だが、

 

保険は保険なので保障として有効であり、また株や投資信託と異なり、

 

保険金額、毎年受け取る金額等は「外貨建て」としてではあるが確定されているのは

 

為替差損リスクもあるが為替差益への期待値も高いと思われる。