保険営業マンが目指す「MDRT」会員は良い営業マンか?
保険営業マンが目指す一つのステイタスに「MDRT」がある。
正式には「Million Dollar Round Table」。
業界特有の組織で、簡単に言うと1年間である程度の成績を残すと翌1年間会員
として営業活動ができる。
各保険会社の垣根を跳び越えた組織で全保険営業マンの数パーセントしかなれない
狭き門であり、保険業界の人間からは一目置かれる存在になる。
私自身も過去3回(3年間)登録したことがあるが、4回目は登録するのをやめた。
(ちなみに今は全然その成績には達していないので経験した印象しか言えないが。)
何故か?
一番の理由は登録するのに登録料がかかる。
保険会社にもよるかもしれないが、年間30万円近く支払った記憶がある。
当初はステイタスであり嬉しく思っていたが、実際に登録して会員として
メリットを感じた部分は、唯一名刺に載せられるくらいで。。。
その存在自体もほぼ保険業界の人間しか知らない組織で(多少金融機関の
人間は知っているかもしれないが)、登録するのがばからしくなった。
ではこのMDRT会員の保険営業マンが良い営業マンかと聞かれたら
これも疑問符がつく。
会員であることを前面に押し出して、「自分優秀ですよ」とドヤ顔する
保険営業マンもいるぐらいで。
もちろんそうじゃない会員の方が多いとは思う。
少なくとも自分からMDRT会員であることを自己紹介して営業する
保険営業マンとの面談は早く切り上げた方がよいと思う。