団体信用生命保険
住宅を購入する際にほとんどの人が「住宅ローン」を組む。
これもyoutubeで勝間和代さんが大反対されていたが、誰しも好きで
住宅ローンを組む訳ではなく、組まなければ住宅を購入できないので、こういった
仕組みが存在する。
更にyoutubeでは分譲ではなく賃貸を勧められていたが、それは自分の
所有物(例えば自分の城みたいな感覚でしょうか。)として入手したいという
気持ちは否定できないので、私は全然ありだと思う。
最近は住宅ローン金利も低く、また控除もありますのでメリットは全然ある。
そこで住宅ローンを組むには審査があり、その条件として「団体信用生命保険」に
加入しなければならないことがほとんどである。
住宅を購入された方はご存じだと思うが、加入者に万一の事があった際には
その融資残額がチャラになるというありがたい保険である。
さらに3疾病、5疾病、7疾病などの特定の疾病に該当した際も同様に融資残額が
チャラになる特約等も存在する。(もちろんその分の保険料は加味される)
「団体信用生命保険」があれば民間の保険に加入する必要はないかと相談される
こともあるが、「団体信用生命保険」はあくまで融資残額がなくなるだけなので
その後の生活費等は考えられていない。
もしそうなった場合、住宅や土地を売却さればいいと言われるケースもあるが、
それならそれでいいかもしれない。
しかし実際そうなった場合に住宅を売る判断をされるかは疑わしいところであり、
そもそも簡単に住宅や土地が売れるとも限らない。
「団体信用生命保険」は加入しておいた方がいい保険ではあるが、実際にそうなった
状況を経過年数ごとにイメージしてみて、はたして「団体信用生命保険」だけで
いいかを判断するのはしておいたほうが良い。