保険会社が儲かる保険
保険会社も慈善事業ではないので利益を追求する。
では保険会社が儲かる保険商品は何か?
それは掛け捨ての保険になる。
保険会社はお客様からお預かりした保険料から保険金や給付金を準備をするが
その他経費等を除いて残りの資金を運用して増やすことも行っている。
貯蓄性の保険は運用するにしても、解約時には解約返戻金としてお客様に返還する
必要がある。(もちろん途中解約であれば解約返戻金は支払保険料累計より少ない
金額になり、また返戻率が高くても、そもそも運用により利益を確保しているので
保険会社はマイナスにはならない計算になっているが。)
それに比べ、掛け捨ての保険は支払事由が起こらない限り、その保険料はほぼ
保険会社の儲けになる。
保険営業マンの中にはこの掛け捨ての保険へ「転換」などを利用して誘導している
ケースがある。
掛け捨ての保険は歩合率が比較的高いからである。
こういった誘導に引っかからないように保険営業マンから見直しの提案があった際は
現在の保険を続けた場合と、乗り換えた場合を細かく確認する必要がある。
都合の悪いことを言わない保険営業マンは少なくないので、保険営業マンには
少なくとも乗り換えによるメリット、デメリットを聞くことは大切である。