現役保険営業マンがオススメしない保険「介護保険」「所得保障保険」
医療保障で準備するのは今のところ、「医療保険」「ガン保険」を割安に
準備するのが基本である。
しかしお客様と面談していると、違った視点で保障の必要性のご相談をいただく
ことがある。
その一つが「介護保険」。
現在国の制度で「介護保険制度」があり、一般的に介護の治療や介護環境の準備
などを1割負担で受けることができる。
ここを補うことで民間の介護保険の加入を検討するお客様がみえるが、
私はほぼ今まで介護保険の提案をしたことがない。
民間の保険会社の介護保険はまだ魅力的な保障内容のものがなく、実際に
「介護保険」単体としての商品を扱っている保険会社も多くない。
さらに言うと、国の介護保険制度を基本で考え、足りない分は自腹で払ったとしても
そこまで大きい金額にはなりにくいと思われる。
もちろん絶対大丈夫ではないし、今後介護保険の負担割合が2割、3割と変わって
くると見解も変わってくる。
また「所得保障保険(就業不能保険)」の相談もたまに伺うことがある。
これは入院までしないにしても自宅療養などで働けない状況になった時に
保険給付金が支払われる保険だが、自宅療養で支払われると聞くと魅力的に
感じれられるかもしれないが、給付の条件が意外に厳しく、60日以上療養期間が
続かないと支払われなかったり、精神疾患は対象外など注意しないといけない
点もある。
このあたりの保険はあくまで、医療保険、ガン保険にさらに付加価値をつけて
準備したい方が検討する部分であると思われる。