保険不要論(2)
そもそも「保険」は「保険」である。
「万が一」や「想定外」の際に効力を発揮するのが「保険」である。
その最たる例が「自動車保険」である。
「生命保険」の不要論が盛り上がる中で、自動車に乗る方の中に「自動車保険」に
加入されない方はまずいない。
それは事故に遭った時に修理や賠償など金銭的に困らないようにするためである。
これは「生命保険」も同じになる。
亡くなってしまった時、病気になってしまった時に金銭的に困らないようにする為
なので、まず一般的に不要とは言えない。
しかし必要ない方々もいる。
金銭的に困らない方々にとっては保険は不要である。
私が保険営業マンになって間もない時にあるお客様に医療保険の提案をした。
商品の特徴やメリットなどをお伝えしたが、お申し込みはいただけなかった。
理由は、「あなたの説明はよくわかった。しかし私にこの保険は必要ない。
仮に私が病気で1年入院することになってとしても、それを賄うぐらいの
お金は貯めてある。だから良い商品だとは思うが私には必要ない。」と。
全く反論できなかった。
その通りである。
その方は実際資産家の方だったので、困らない事は想定できた。
こういった意味では必要ない方は存在する。
しかし、一方でこのお客様には高額な保険金額の「終身保険」(死亡保障)に
ご加入いただけた。
こちらはご家族に対してはもちろん、事業に対しての保障も兼ねて必要性を
感じておられ、掛け捨てではなく貯蓄性のある「終身保険」を選択された。
この「終身保険」に関してYoutubeで少し気になる動画があったので
次回お伝えしたいと思う。