保険営業マンの仕事術⑤「セミナー営業」
ここ数年でかなりクローズアップされた営業の手段がある。
それが「セミナー営業」である。
保険営業マンがよく主催する内容では保険に限らず、老後資金や年金など
ライフプランに関するものを主題とした内容で実施するケースが多い。
セミナーと聞くと数十人から数百人をイメージするかもしれないが、平均的には
5、6名~10名程度が一般的な人数として実施される。
これはあまり多すぎてもフォローが難しいからであり、そこから2、3名から
5名程度が個別面談に進み、その中で保険の申込をいただける方を見つけていく
流れになる。
最初のセミナーから最終的に保険の申込になる方にかけて人数は減っていくが、
それでも「飛び込み営業」「テレアポ」よりはかなり確率も高く、「紹介」と
平行して活動している保険営業マンは案内できるお客様に事欠かないかもしれない。
しかしたくさんの人前で話すことが前提であるので、最初は相当なパワーを要する。
また最初は緊張してうまく話せないかもしれないので失敗することもきっとある。
しかしこれも慣れてしまえば、基本的に当分は同じ内容を繰り返し話すので、割と
すぐにクリアできる問題ではあるが、最大の問題はやはり「集客」にある。
4、5人といっても繰り返し開催する必要があるので、簡単には集まらない。
人脈がある人が集客に力を貸してくれると大変ありがたいのだが、それもやはり
内容が伴わないと、なかなか呼ぶに呼べなくなり尻すぼみになってしまう。
また人前で話すことが苦手な人はそもそも難しいので、私もやったことはない。
「飛び込み営業」「テレアポ」「紹介」「DM」「セミナー営業」とよく使われる
手段を案内したが、結局保険営業に限らず、自分がやれる手段をコツコツやっていく
のが一番堅実だと思われる。